山に囲まれた会津では、身欠にしんが貴重なタンパク源でした。日持ちする身欠にしんを工夫して調理され保存食として食べられていました。山椒が芽吹く頃に仕込み、だいたい2〜3週間漬け込むと食べごろです。その味と風味から日本酒の肴として相性抜群です。
当店のにしんの山椒漬けは、大変お世話になった猪苗代の方のレシピでして、お酢も多く入っておりますので、にしんのクセもなく、さっぱりとお召し上がりいただけます。
店主のわたくし、大好きな一品です。
是非ご賞味ください!
それに合わせてご紹介する福島の日本酒。
一つ目が限定酒、国権辛口純米赤てふ です。
コメの旨味をしっかり感じられる、スッキリしたキレある辛口酒。にしんの山椒漬けとも相性バッチリです。
そして二つ目が豊国酒造が醸す一歩己です。メロンやブドウの様な果実の香味、米の持つ甘味、少し暑いこの時期ですが、燗にしても抜群ですので是非呑みにいらしてください!
お待ちしております。